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トーマス&マック

 いやはや、ついに行ってきました!え?ベラッジオの噴水ショウかって?いえいえ、そんなもんではない。ん?ラスベガスで大人気な「O」のショウ?んー、それも見に行ってみたいが、そんなもんいつでも行ける。ラスベガスにはそういったものだけではなく、もっともっと特別なイベントもたくさんあるわけで、今回私が行ったのはそんなんではない。そう、知る人ぞ知る、UNLV内にある総合アリーナ、トーマス&マックセンターで行われたNBAプレシーズンマッチ、レイカーズ対キングスの試合を見に行ってきたのである!

 レイカーズとキングスといえば、NBA屈指のチーム。特に今年のレイカーズはスター選手揃いで、最大の優勝候補であり一見の価値はある。マイケルジョーダン全盛期からのNBAファンの私にとって、この話を聞いて行かないわけにはいかなかったのである。まさにラスベガスに来てよかったぁ〜と、幸せに感じた最初の瞬間であった。  

 とはいえ、私がこのゲームの存在を知ったのは、ゲームが行われる2週間前。っていうか、トーマス&マックって何?の状態やったので、これを聞いたときにはビックリ!何でレイカーズが町にやってくんのか?と、疑問に感じたが、ここはラスベガス。なんでもありだったのだ!

 さてさて、問題はチケットが手に入るかどうか。一人でゲームに行くなどそんな寂しいことはできないので、まず片っ端からNBAに興味のある人を探す。そんな暇な人はなかなか見つからん。中には、すでにチケットをゲットした人達もいて、「なんで今さらそんなことしてんの?」と、まるで時代遅れのように見られたこともあった。「NBAなら俺の方が詳しいわい、この野郎」と、一人で観戦することをほぼ決心したとき、やっと見つかったバスケ好き韓国人。とりあえず第一難関クリア。ちなみに、決して誰でもよかったわけではありませんよ。  

 その後、私は一人でダッシュでトーマス&マックのチケット売り場へ。だーれもいないチケット売り場には、開いてる窓口が二つ。まったく人生は選択の連続だなとボツボツ考えながら、しばらくどっちに行くか考える。片やイカツイアメリカン、片やなかなかイケてる金髪姉ちゃん。ん〜、ここは女性にしとくかぁと、英文を頭の中で整えながら運命の窓口へ。

姉ちゃん「いらいっしゃいませ」

私「レイカーズ対キングスのチケットを買いたいのですが?まだありますか?」

姉ちゃん「はい、席はここしか空いてないようですが?」

私「どっこでも結構です!」

姉ちゃん「170ドルになります」

私「(170ドルか・・・ん?!170ドル?!)・・・まじっすか???」

姉ちゃん「(何やコイツ、知らんかったんかい)・・・はい」

私「カ、カードでいいですか?」

姉ちゃん「ありがとうございましたー」

 高っ!170ドル・・・ってことは一人85ドル。姉ちゃんの最後の笑顔が私をバカにしたように感じた・・・。まぁ取りあえずゲット!・・・はっ!85ドルで友達大丈夫やろな?いや、今さら断るなんぞさせない。こうなりゃ押し売りである。彼は苦笑しながらも渋々納得。

 無事チケットをゲットして、試合当日の金曜日がやってきた。トーマス&マックに近づくにつれ、やたらと目立つのがレイカーズのコービー・ブライアントのユニフォームを着た連中。アメリカも単純やのぉと思いつつ、そーいりゃ今日の注目はコービーだったことを思い出す。真相が分からん馬鹿げた事件で裁判中になっていてしばらくコートには姿を見せなかったコービー。そのコービーが今日は試合に出るという。こりゃまた嬉しいことだ。それにしてもキングスのユニフォームが少なすぎる・・・。キングス派の私にとって少し寂しいことであった。

 中に入ると、予想通りゴチャゴチャの売店。以外と広々とした通路で清潔な感じを受けた。まるででかい映画館。多少迷いつつも、探し出した席は悪くはない。つまりいいわけではないが悪いとは言えない。そんな考えはコートを見て吹っ飛んだ。

 コービーが、オニールがそこで練習をしてるじゃないか!おぉ、まさに夢を見ているような光景である!コートはテレビで見るNBAゲーム会場と同じ感じで、天井にはスコアボードがぶら下がっている。なかなかでかくて、本場のバスケットを感じさせるには十分すぎるほどだった。ガキからお年寄りまで、年齢層はさまざま。もちろん中には知っているUNLV生徒も発見。

 席がちっちゃいなぁと思っていたら、国歌斉唱。みんな立ったのでしかたなく立つ。アメリカの国歌なんぞもちろん知りません。むしろ君が代もほとんど知りません。周りの人が歌ってるのを見て、アメリカ人の愛国心を実感。 天井にはスクリーンもぶら下がっており、どうやらこの試合は全米中継!さすがと思いながら、これは一生自慢できるネタになると優越感に浸る浸る。

 試合は、すばらしい!の一言。こんなとこでレポートするのももったいないくらいである。百聞は一見にしかず。ぜひぜひ来年またやるので、それまで待っておいて下さい。オニールのダンクなど強烈!ただコービーが不調だったのと、プレシーズンのせいか、試合に緊張感がなかったなぁ・・・。結果はキングスの圧勝。

 キャンパスでこれほどの経験ができるのは、UNLVのほかにあるんか?いや、あるんだろうがこれもラスベガスの特徴だろう。もちろん、私のトーマス&マック経験はこれで終わったわけではない。トーマス&マックには、年間さまざまな行事が行われており、必ずまた行くだろう。そして、興味のあるそんなあなたのために少しだけトーマス&マックの紹介です。


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