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━第8回━
「今回アメリカに来る時にね、どのチームで野球をしたいとか 何処でやりたい、といった希望は全く無かった。 ただ、純粋に野球をやりたかったんだ。」
現在、ドジャース傘下のLAS
VEGAS 51'sに所属する木田投手。 怪我に泣き、大好きな野球が出来ない今の心境 と野球では決して見せる事の無い素顔の木田優夫を徹底取材。(5/29 現在)
━まずは、気になる怪我の状態から聞かせて下さい。━
2週間前にソルトレイクで先発した時に少し太ももを 痛めました。でも、大丈夫そうだったので、今度はリリーフ で投げたんです。その時に、軽い肉離れをおこした様です。
だけど、今ではだいぶ良くなって軽いランニングと キャッチボールは始めています。 ファンの皆さんには、ご心配をお掛けしましたが、
来週か再来週の後半には、ゲームに戻れると思います。
━ゲームに参加出来ずにストレスが溜まっていると思いますが どの様にリフレッシュされていますか?━
こういう怪我は時間が経たないと治らないし、思いつめても 仕方が無いので、あまり考えないようにしてます。 あと、日本のビデオを借りたり、日本食のレストランに行ったり
するのもこっちではストレス発散になります。
━明石家一門の木田さんとしては、お笑いは必ずレンタル しますよね?(笑)━
電視台と吉本新喜劇は欠かさずチェックしてます(笑) そういえば、今日もビデオを返しにJAPAN FOOD へ行ってきました(笑)
━本当に日本食レストランにも行かれるんですか?━
はい、お昼は近所の日本食レストランをよく利用してます。 夜は、クラブハウスで出るんですけど、 正直、たいした物が出ないんですよ。
昨日は、サラダ、フライドチキンにコーン だったかな。だから、いつも軽ーくクラブハウスで 済ませて、夜遅くまで開いてる日本食レストランに行きますね。
━もう一度、野球の方に話を戻させて下さい。 例えば、日本とアメリカの野球の違いってなんでしょうか?━
グラウンドの中にいたら、違いはあまり感じません。 違いを感じるのはグラウンド以外かな。
日本だったら何処に行っても僕らは、常に野球選手。 例えば、キャンプ中や遠征先で車の運転が禁止だったり、 門限があったりで、個人の生活がある程度制限されるんです。
でも、こっちではグラウンドから一歩足を踏み出すと、 一個人として普通に生活できる事が大きな違いだと思う。 そういった意味では、アメリカの方がいろんな事を気にせず、
より楽しく生活出来たりするんだ。
━アメリカではファンと選手の関係が身近な様に思うのですが、 如何でしょうか?━
日本と違って、アメリカではファンと選手との 間に一定のルールが存在するんです。 例えば、日本の神宮球場などのブルペンで投球練習をしていると
お客さんから「おい木田、しっかり投げろよ!!」とか言われるんだ けど、アメリカでしつこくそれをやってたら、お客さんは つまみ出されちゃうんです。
だから、こっちだと僕らもお客さんが、しつこく話し掛けて こないのを知ってるので、ちょこっと聞かれた事にさっと 答えたり出来るんです。
だけど日本の場合は、そういったルールがないので、延々と 話し掛けられる場合もあるんです。だから、試合に集中している 時に話かけられても返す訳にもいかないし、無視するしかないんですよ。
その辺で、もしかすると選手とファンとの間がアメリカほど身近に 感じられないのかもしれない。
きっちりとしたルールがあった方がお客さんも選手もお互いに 良い環境で野球を楽しめると思うので、そういった意味では アメリカはプレーしやすいですね。
でも、逆に言えば、日本にはルールが存在しないので、 本当はお客さんと選手がもっと身近であるべきなのかも 知れません。
〈お笑い好きの木田選手に、お笑いの話を聞かなきゃ!! ららら☆らすべがす編集部員〉
━言葉や笑いの違いで困ったことなどあれば聞かせて下さい━
野球のことはだいたい分かるけど、違うことを言われたら あんまり分からない(笑)
昨日も日本からの小包の引き取りが上手くいかずに 困っちゃった。でも、ドジャースのフロントには日本語を 話す人がたくさんいるので、本当に困ったときには
そっちに頼めるので安心してます。
それから、「笑い」に関しては日本と少し違うかもね。 昨日、仲間のピッチャーがアイシングしてて 僕に「水を持ってきてくれ」って頼んできたの。
で、僕の「笑いの血」が騒いだんで、後ろのポケットには ちゃんとボトルの水を入れておいて、バケツに水を いっぱい入れて持ってたの。(爆)
で、笑うかなって思ったんだけど、言われたのが 「お前、なにやってんだ!?」だって。 もしかしたら、彼は僕に言葉が通じなかった、
と思ったのかな?
でも、周りにいた人達には結構受けてたよ。
━木田さんを見る世間の目が変わったのは、いつ頃だと 思いますか(笑)」━
ジャイアンツを出たぐらいからかな、みんなが僕の事を 違った目で見始めたのは。(笑) オリックスで野球をやってる時とかは、よく誤解された。
やっぱり、オリックスは野球の放送が少ないからね。
飲みに行った先の若い女の子とかは、野球をやっている 「僕」を見た事ないから、サンマさんとよくテレビに 出ている吉本の芸人さん、なんて思われた事も
結構あったよ。
〈会話も弾んでかなり和やかなムードになったんで、編集部員は思いきって、 こんな質問をぶつけちゃいました。〉
━いきなりですけど、こっちの人のちん●はやっぱりおっきいですかね(笑)━
やっぱ大きい人もいるね。 今まで見た中で一番大きかったのは、ひざ近くまで あったね。もう誰だったかは忘れちゃったけど。 あれは、デカカッタ。
○井さんはあだ名が「ショーティー」だったよね。 僕は、こっちに来てまだ間も無いから何も言われて無いけど もしかしたら、影では、僕の事も「ショーティー」って
言われてるかもよ(笑)
〈あーよかった、木田投手が怒らなくて、ほっ。〉
━現在、ラスベガスで「木田選手を応援する会」を企画中なんですが、 よろしければ、食事会などに参加していただけます?━
じゃ、合コンで(爆)
〈インタビューの時間も残りわずか。最後はやっぱり 真剣な野球の質問をお伺いしました。〉
━今後はドジャースでのプレーを狙っていると思いますが、今、 ドジャースの投手陣は調子が良いですよね。木田投手として複雑な心境では?━
今回アメリカに来る時にね、どのチームで野球をしたいとか何処で やりたい、といった希望は全く無かった。ただ、純粋に野球をやりた
かったんだ。・・・だから、そういった事はぜんぜん頭の中に無いかな。
それに去年、野球が出来なくて今年野球が出来る事がすごく嬉しいし、 去年よりも前進していると思う。ここで、まず一生懸命がんばる事が、今は
大事かな。そうすれば、いつかチャンスはやって来ると思う。 それが今年なのか来年なのかはわからないけど・・・絶対チャンスは来ると
信じてる。
●取材後●
超大物である木田投手が我々の取材に快く応じてくれた事にスタッフ一同、感謝感激。 練習後、シャワーも浴びずに予定の時間を大幅に延長し、インタビューに答えて頂きました。
インタビューでは、野球に対する真剣な思いから、お茶目な一面までブラウン管を通さない「生」の木田優夫さんの新たな魅力を再発見。
一流でありながらも、飾る事のない木田投手の人柄の良さが、我々には痛い程感じ取る事が出来ました。
お疲れの所、長時間のインタビュー有難う御座いました。一日も早く怪我から復帰され、以前の様にご活躍される事をスタッフ一同、楽しみにしています。
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