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━第1回━
記念すべき第1回目は、日頃から仲良くさせて 頂いている “ヒデキ”さんの登場。今までにいろいろな事を経験 されたのは断片的には知っていたのだが、
今回はその奥に潜む“ヒデキ”さんを探ってみた。
今でも鮮明に覚えてるボスからいきなり言われた言葉。
“明日からスーツを着て来い。”
うれしかったなー。
━まずは渡米のきっかけから聞かせてください。━
昔から割りとカジノに興味があったんだ。 それから、前の仕事がダメになったというのもおおきな要因。 もう一度一から出直してみたかったし、
カジノの勉強も真剣にしてみたかった。 それが渡米のきっかけかな。
━その頃すでに居酒屋経営を考えていたのですか?━
居酒屋には昔から興味があった。もう少し大きく言えば、 サービス業や商売そのものに興味があったね。 でも、 ラスベガスに来た当初は
居酒屋経営の事は考えていなかった。 その後、こちらに住んでいくうちにラスベガスに居酒屋が無いなど、ニューヨーク、ロス、シスコ等に比べ、
日本文化の遅れを感じ、居酒屋経営を真剣に考えだしたんだ。
━カジノを勉強する為の留学は珍しく無かったですか?━
まわりにはいなかったね。実は 留学する前に何度かラスベガスを訪問した事が あってね、その時に カジノに“サービス業の究極”を見たんだ。
それからかな、カジノ経営学部でのラスベガス 留学を考えだしたのは。
━30歳からの学生生活をどのように過ごされましたか?━
学生らしくない学生生活だったね。(笑) 歳のせいかな。(爆笑) ただ、カジノの事は興味をもって勉強してた。 ギャンブルもしたけど、勉強の為にではなく
あくまでも 趣味としてね。
それから15年程前にユタに留学したんだけど、 そのときに1ヶ月のホームステイを経験して いろいろ面倒臭かった思いでがあるので
ラスベガスに来てからは最初からずっと アパート暮しなんだ。
━どのように就職先を探されたのですか?━
プラクティカルトレーニングを使っての就職だった。 僕の場合はカジノという特殊なメジャーなので みなさんにあてはまらないかもしれない。
カジノの場合 特殊なゲームのディーラーの絶対数が 足りない事がよくある。 で、僕の場合はそのディーラー の勉強をしていたので 簡単に仕事が見つかったんだ。
それから、思うんだけど、学校で勉強したからといってそれが 現場でどれほど役に立つかな。本当の勉強は職場でしか出来ないね。
もちろん、学校の勉強も大切だけどそれよりも、 英語を使っての“実践的”コミュニケーションの 仕方など 他の要素が実際に就職してからは重要になると思う。
ただディーラーになりたいのならディーラー養成学校に少し通えば 誰でもディーラーになれるしね。
ただ、みんなに共通して言えることは みんなと同じ事をしてても就職は見つけにくい という事。 人が出来ない事を探し、自分のオリジナリティーを
見つければ、良いんじゃないかな
━カジノでは結構いいポジションまでいかれたんですよね。━
そうだね。最初はクラップスというゲームのディーラー からはじめたんだ。それから1ヶ月位してからかな、 今でも鮮明に覚えてるボスからいきなり言われた言葉。
“明日からスーツを着て来い。”
うれしかったなー。 (カジノではディーラー組とスーツ組では扱いが全然違う。)
突然ボスに “スーツ持ってるか?”なんて聞かれてさ、 1着だけ持ってたんだけと、嬉しくて思わず2着ぐらい 買ったもんね。(笑)
プラクティカルであろうが何であろうが関係ない。自分の実力を 見せる事が出来ればちゃんと評価される、そして上に行けるのが アメリカだね。いろいろ勉強になったよ。
━女を落とすには何処がいいですかね(笑)。━
個人的に一番好きなのはべラージオの噴水前。 飛行場の南側の SUNSET.Stで航空機の離発着を眺めるのも いいね。 それから、215号に沿って自然に囲まれた場所に
“度派手なギラギラ ラスベガス”を遠目に見ながらの ドライブも好き。 明け方、夕方、夜とそれぞれに違う顔をもっている のでいろんなドライブが楽しめると思う。
観光でラスベガスに来た友人に必ず勧めるのがVALLY OF FIRE。2時間ぐらいかかるけど、行く価値は絶対あると思うな。
賑やかな所では、ダウンタウンのメインストリートステーションカジノの 中にあるTriple 7 という地ビールが飲めるパブは お気に入りだね。
━これからの抱負なんかを聞かせて下さい。━
今ね、(居酒屋経営が)切羽詰ってるんだよ。(爆笑)
とりあえずは、この居酒屋を軌道に乗せる事かな。
━居酒屋“市座”の方向性は?━
日本に在るような人が集まりワイワイと賑やかな居酒屋ができたらいいなと思ってるんだ。学生、地元のアメリカ人の方に居酒屋を通じて日本の文化を知ってけたら良いなと思ってる。
━今後のビジネス展開━
まだべガスに紹介されていない日本の文化はたくさんあるので、この居酒屋の支店を出すよりも、これとは違う形で何かが出来ればと思ってるんだ。
●取材後●
今回の取材を通じて、“へぇ〜そうなんだ”という新たな“ヒデキ”さんを発見できました。“サービス、商売”が体に染み付いているのか取材中もその温和な人柄が
こちら側によく伝わってきました。
実際カジノでフロアーパーソンとしての経歴のある“ヒデキ”さんの話しは大変興味深く、学生であるわれわれには非常に参考になりました。
今回の取材は“市座”さんで行ったのですが、取材後その座敷で“日本文化”を長時間楽しませてもらいました。
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